もう1つの『政権選択』

40日にも及んだ自民VS民主の政権争いは民主圧勝という形で幕を閉じました。
 
しかし!!

この世界にはもう1つ、早急に政権選択をしなければならないものがあるのです!!
 
公明党VS幸福実現党
プリウスVSインサイト
ブリーフVSトランクス?
 
いやいや、そんな些末な問題ではありません。
ニッポン人、とりわけ関西人にとって政治問題よりもある意味深刻な問題・・・それは
 
京都王将』の餃子VS『大阪王将』の餃子
 
関西以外の方にはピンと来ないかもしれませんが、実は関西には『王将』と名のつく中華チェーン店があるのです。
しかも王将の餃子は世界一旨い。関西人にとって餃子といえば、王将といっても過言ではありません。
 
しかし、この王将、数年前に分裂したらしく(裁判沙汰になって)今では、本家にあたる餃子の王将』(京都王将)
造反組?の大阪王将の2種類が存在するのです。
まあ、でも、もともとは同じだったんだから、味も同じでは?と思いがちですが、
実はそれ、ちゃんと検証されたことはありません(弊社調べ)。
だってラーメンとかならいざ知らず、普通、中華料理店のハシゴってやりませんもんね。
そんなわけで、今まで京都王将大阪王将もどっちも旨い、と漠然と結論づけられていたりもしたのですが、
今回、そんな曖昧なことではイカン!! ちゃんと双方が掲げる『味のマニフェスト』を検証せねば!!ということで
やってみました。 今回は前置きがだいぶ長いです。
 
<購入>
まずは大阪・天満にある両店から、持ち帰り生餃子を購入・・・

それぞれ5人前づつ購入して、京都王将の方が10円高
本家は保守本流(想像)だけあって庶民には厳しい殿様商売なのか?
しかも焼き方の取説も、大阪王将はハコの側面であるのに対し京都王将はハコの裏・・・微妙に読みづらい・・・

 
ちなみに大阪王将のパッケージに描かれた職人さんはどことなく背中がすすけてる感じで放っておけない感じ。

 
今のところ、値段・パッケージ・取説に関しては圧倒的に『大阪王将』に軍配が上がる。
やはり自民より民主のように、保守より革新なのだろうか・・・
 
<調理>


そしていよいよ調理。
別々のホットプレートに並べて焼いたが、見た感じでは老舗京都王将の方がどことなく上品だ。
このあたりは京都で老舗を名乗るだけあって、京のみやびを感じさせる。

んで、焼き上がり。
ま、焼いちゃえばどっちもわかんないんですけどね。
 
<実食>
 

実食に際しては日頃からニンニク・ニラなど臭い系食品に目がない猛者たちを審査員に招聘。
はたして彼らが選ぶのは・・・
 
 
 
 
 
 
<審査結果>
 
当初の予想では、だいぶ意見が分かれると睨んでいたのですが、結果は意外なものに・・・

結果は圧倒的に『京都王将
口に入れた時に広がるニンニク・ニラの香りとインパクトが圧倒的に強く
「ああ、俺今、ギョーザ喰ってる」感がバツグン。
また、ビールとの相性も素晴らしく、一部審査員からは「オッサンであることの喜びをしみじみ感じる」との声も。
 
ちなみに、フォローするつもりではないですが、大阪王将もけっして不味くはなかったです。
(実際、おかわりを買いに走ったら京都王将が閉店だったので大阪王将を大量に買い、それはそれで満足しました)
 
というわけで・・・餃子政権選択選挙

京都王将』が単独過半数で勝利!!

皆様、どっちの王将に行こうか迷った際には参考にしてみてください(^^)/