世界フーゾク遺産

国際フーゾクライターの異名をとるコラムニスト勝谷誠彦氏に連れられ、
ソウル・弥阿里(ミアリ)というところに行ってきました。
弥阿里は日本で言えば昔の吉原みたいなところだそうで、
やり手婆が袖をひく、バリバリの色街なのです。
でも勝谷氏いわく「こういうところにある屋台で呑むのがオツ」なのだそうで、
やたらと早足の勝谷氏にくっついて怪しげな街に入っていたのです。
しかし・・・
 

 
かつての色街はすっかり寂れ、屋台はおろか、街灯すらほとんどない状態。
写真の左手の長屋っぽいのが置屋の跡で右側には再開発工事のフェンスが迫り、
その向こうには高層ビル。
韓国では急速にこういう『近代国家の恥?』の部分が消えていってるのです。
こういうものを存続させるべきとか、無くすべきとか、そういうのは
外国人である僕には語る資格はありませんが、
勝谷氏によると、このような色街が規制され『地下に潜る』というのが
最もいけない状態、なのだそうです。  ・・・確かに。
 
というわけで、弥阿里の『オツな屋台で呑む』に失敗した一行は(2人だけですが)
再びタクシーに乗って清凉里(チョンニャンニ)へ。



このあたりの詳細は今週号掲載の「勝谷誠彦ツンデレ疑惑」の動画でもお楽しみ頂けます。
ちなみに写真の屋台は清凉里市場(中央市場っぽい感じ)の中にある屋台。
ここでビールやら眞露やらを呑みながら、つまんだ肴が旨かった!!
 

 
韓国では日本植民地時代の名残で「おでん」は韓国語でも「おでん」
ペラペラのはんぺん?みたいなのを、やたらと長い串に刺して食べるおでんは
見た目ちょっとな感じですが、食べてみるとちゃんと旨い。
ちなみに、写真にはカニの足などリッチなものも写ってますが、ご主人にカニ
オーダーしたら「たぶん当たるからやめとけ」と言われました。
・・・で、ちょっと肉っ気が欲しくて頼んだのがコレ。
  

 
まあ、沖縄とかでは定番っぽい豚のツラミ。
これもしみじみ旨かった。
ちなみに勝谷氏はホンモノの酒飲みなので、あんまり肴には手を出さずひたすら眞露
記者ジョンナムが主に食べ役でした。(取材後、また太りました)
やっぱり、海外に行ったらそこのメシを喰うのが一番ですね。
ヨン様的韓流、とはだいぶ違う韓国のB面を見られたようで、楽しい旅でした。